今回は「勝山BASE CAMP」グランピング宿泊体験記の第二弾!
2023年10月までプレオープン価格でお得に勝山の自然を満喫できる「勝山BASE CAMPグランピングプラン」を楽しんできました。
この記事では、午前中に楽しんだ「嘉津宇岳ガイド付き登山」と、ここでしか楽しめない「シークヮーサーの足湯」の体験を皆さんにご紹介します!
嘉津宇岳山登り前の準備と事前情報-よくある質問
体験談を語っていく前に、嘉津宇岳登山に興味がある方が特に気になるポイントについて簡単にご紹介するさ~
Q1.当日のスケジュールと集合場所は?
初心者コースの場合は朝10時に、「勝山BASE CAMP」に集合です。
「勝山BASE CAMP」でガイドの山川さんと合流後、嘉津宇岳の麓まで車で移動する流れになります。
「勝山BASE CAMP」は名護市街地からだと車で10分くらい。那覇からなら2時間くらいかな。
駐車場はかなり広いので問題なく停められると思います!
Q2.必要な装備は何ですか?
初心者登山なのでそこまで重装備ではなくても良いさ~
とは言え、最低限の準備は必要!ということで準備しておきたいものをまとめました。
Q3.山登りの経験がなくても参加できますか?どのくらいキツイかな…?
一言でいうと「そこそこ険しいけど、初心者や体力がない人でも登りやすい」です!
嘉津宇岳は岩山なので、頂上付近の終盤はかなり険しい坂をよじ登る局面もあります。それでも、普段そんなに運動をしていない私でもそこまで疲労感なく頂上まで登ることはできました。
ガイド付きなら小学校低学年の子達が遠足で団体で登ることもあるので子供でも登れますし、また先日の話で70代のご老人も山川さんのガイドでゆっくりではありますが無事頂上まで登ることができたらしいです。
しっかりと準備をしていけば楽しく登山はできそうさ~
Q4.ガイドは何人くらいまで同行可能ですか?
参加者の年齢などにもよりますが、通常なら15人までなら大丈夫とのことです!
これも予約時に人数と年齢層を聞かれるのでそこで相談するのが一番ですね。
Q5.雨天や悪天候の場合、ツアーは中止になりますか?
山道は岩が多く濡れると滑りやすいので、大雨なら中止になります。ただし、小雨程度なら決行する場合もあります。
ちなみに今回は前日が雨でややぬかるみがあったけど決行。やや滑ったけど無事に登山を楽しむことができました。
カッパを忘れてたから頂上で少し大雨が降ったときはヒヤッとしたけどすぐ止んだから事なきを得たよ!
折りたたみのかっぱは持っていったほうが良いさ~
Q6.率直な感想を聞きたい
ざっくり感想を言うと、ガイド付きなので初心者でも安心して楽しめるけど、そこそこキツイので達成感はかなり感じられました。
登山に挑戦したいけど、初心者だしちょっと怖いなという方には絶対におすすめできます。
グランピングなしで日帰り登山も可能です!興味がある方は以下バナーからチケットページに飛んでみてください。
不安なこと、わからないことは山川さんに聞いちゃいましょう!
以上、よくある質問について回答してみましたがこれ以外に気になることや聞いておきたいことがある場合は、予約時にガイドの山川さんに電話で聞いちゃうのが一番です。山川さんはお人柄もよく分からないことや知りたいことを質問しても気兼ねなく答えてくれます。
体力に自信がない方は相談すればその方にあったペースでガイドをしてくれたりと気遣いもかなりしてくれるので、どんどん頼っちゃってください!
「勝山BASE CAMP」の嘉津宇岳山登りガイド(初心者コース)体験談
よくある質問をざっとまとめたところで、ここからは実際に「勝山BASE CAMP」のグランピングプランを楽しんだ体験談をご紹介。
何時に出発したのか、道中は迷いやすいか、どこに集合すればいいか、ガイドの山川さんとどこで待ち合わせすれば良いのかなどなど行く前に知っておきたいことをすべて紹介します♪
集合場所の「勝山BASE CAMP」にてガイドの山川さんと合流!
「勝山BASE CAMP」への道のり-看板がたくさんなので迷う心配なし!
那覇から「勝山BASE CAMP」まで沖縄自動車道を利用してだいたい2時間くらい。那覇市在住の私たちはこの日は7時45分頃に出発しました。
許田ICを降りて一休みしてから、いざ「勝山BASE CAMP」へ!ここでちょっと不安が…
ユッキーカップルはふたりとも方向音痴…。慣れない名護の道で迷わないか不安さ~。大丈夫?
結論から言うと、方向音痴二人でも迷う心配は不要です!
「勝山BASE CAMP」までの道のりは看板のオンパレード。グーグルマップで大体の道を把握していれば、あとは看板をみて車を進めれば到着できます。
まず許田ICを降りて58号線から449号線に入って真っ直ぐ行くと「嘉津宇岳入り口」という看板が見えてきます。
これから登る山は嘉津宇岳だから方向はこっちで間違いないさ~
そこからどんどん進んでいくと次に「勝山シークヮーサー 工場直売」という看板。
「勝山シークヮーサー」は「勝山BASE CAMP」に隣接されてるシークヮーサー工場なのでこの方向に進めばOK。
デカデカと看板あるじゃん!しかもまだ2km先なのに…結構早い段階から看板が出現。
ここからは徐々に山道に入っていきます。「入り口を見落として通り過ぎないかな…?」と不安でしたが心配不要。
ほぼ一本道ですが全部で10個近くの案内看板があったのでグーグルマップを補助的に使えばまず間違いなく無事到着できると思います。
こちらの看板が入口の目印。案内板通りに道を進んでいけば出てくるので、入り口がわからず通り過ぎちゃったという事態にもならないから安心♪
「勝山シークヮーサー」って看板が目立つさ~
そう!「勝山BASE CAMP」はシークヮーサー工場と隣接されてるって言ったけど、同じ施設内の直売所でシークヮーサーを使ったドリンクやお菓子を買うこともできるんだよ♪
シークヮーサー好きにはたまらない!直売所にも一度寄っておきたいですね。
「勝山BASE CAMP」駐車場にて山川さんと合流!
こんな感じで特に迷うこともなく9時46分に「勝山BASE CAMP」に到着。今回はグランピング宿泊なので、駐車場は入り口を入った少し奥の方にあります。
かなり広々してるので余裕で停められますね~
車を停めて10分ほど待っていると、本日山登りガイドをしてくれる山川さんが到着。予約前にテレビ電話でお話はしましたが、リアルでお会いするのは初めてでした。
※到着時の写真がなかったのでホームページより写真を抜粋
これはもうものすごい心強いガイドさんさ~
その後は山川さんにこれからの流れを丁寧に教えてもらい、参加申込書に記入したらいざ嘉津宇岳へ!
登山道の入口へ向かう
「勝山BASE CAMP」から嘉津宇岳登山道の入り口までは車で10分ほど。登山道までの道路は舗装はされていますが結構くねくねしています。山川さんが先導してくれる車について行けばOK。
登山道に到着!駐車場とトイレがあります。山道に入ると約2時間トイレに行けないので登山前に済ませておきましょう。
この日は土曜日でしたが団体さんが1組と個人の方が数組のみいらっしゃいました。シーズンになるともっと増えそう。
嘉津宇岳初心者コース登山開始
いざ山登り開始!
ここが嘉津宇岳山道の入り口です。先の見えない階段が続いてます。いよいよずーっと楽しみにしてた登山ができると思うとワクワクとちょっとだけの不安が湧き上がってきました。
何はともあれストレッチをしたら…
いざ山登り開始!
登山道の最初の区間は、階段が少し続きます。少し急ですがそこまできつくはないです。てくてくお話をしながら進んでいきました。
登山をはじめて早速ガイドさんの重要性がわかる!
少し先に進むと階段はなくなり、完全に山道になります。
この日は昨日に少し雨が降ったため、地面が濡れてやや滑りやすい状況でした。私はランニングシューズを履いていたので、滑りにくかったですが、足元には十分注意しながら一歩一歩進んでいきました。
先導はすべて山川さんがやってくれるので、私たちは山の景色を楽しみながら快適に登山ができました!
季節的にはあまり多くありませんが、嘉津宇岳ではハブの出没があるようで、山川さんは右手に持っている棒でハブがいないかチェックしながら前を歩いてくれました。
私達一行は今回ノンストップで進みましたが、お子様やお年寄りなど体力に自信がない方の場合は無理せず途中休憩なども適時取ってもらえます。
その人に合わせた無理のないペース配分まで考えてもらえるから本当にありがたい!
いやはや、本当に至れり尽くせりで安心安全に登山を楽しめるさ~
難所を越えて頂上へ!
前半から中盤にかけては、やや坂になっている場所もありますが、ほぼ平坦な場所もあって、そこまでキツイ道ではありませんでした。思ったよりも優しいなと思っていた矢先、最後の難所が目の前に現れました。
うおー結構な岩山!全然先が見えない…
いわゆる「難所の岩山」ってところさ~
正直この道を進むのはかなり不安でした。もし一人で来ていたら、ここで引き返していたと思うくらいです。この先に本当に行けるのかと思うほどの勾配でした…。
しかし、私たちにはガイドの山川さんがいます!ここまで先導してくれた山川さんを信じて、頂上を目指して難所を進みました。
このあたりでは滑らないように木をつかむのに軍手が大活躍します!軍手は絶対に持ってきてくださいね。
「難所の岩山」を登り始めて15分…
ついに頂上に到着!!!!!
天気悪い!!笑
けど難所の岩山を乗り越えて、頂上に到着した瞬間の達成感は半端なかったですね~
頂上からは名護市の市街地やヤンバルの海、自然、そして空を一望することができました。
晴れの日はこんな感じの眺めです。
ちなみに、山川さんは定期的に嘉津宇岳の頂上からライブ配信を行っているので、興味のある方はインスタグラムのフォローをおすすめします!
頂上には少しだけ別の登山客の方がいらっしゃいました。嘉津宇岳の頂上には大人気のフォトスポットがあるため、別の方の撮影が終わるまで少し待機。
山頂での写真撮影や記念撮影のポイント
嘉津宇岳のフォトスポットといえば「天空に反り立つ岩」。頂上に来たなら絶対にここで撮影したい!
こんな感じでまるで断崖絶壁にぶら下がっているみたいな写真が取れます!
足元にはちゃんと地面があるから安心してほしいさ~
この岩には登ることもできるので、こんな感じで座って撮影もできます。(私はちょっと怖くて無理だった…)
撮影が一通り済んだらランチタイム。
山の山頂で食べるならやっぱおにぎりと味噌汁でしょ!ということで、持参した食事を摂りました。
ちなみにこの時、私たちは箸を忘れてしまったので、味噌汁を飲む際には濃度がかたよった状態で飲むことになりました…。食事を摂る際には食器の持参も忘れずに注意しましょう!
下山も楽しい!トークしながら下る贅沢な山登りの醍醐味
頂上で写真を撮って一段落したら少し雨が降ってきた…。
雨具を忘れてしまったユッキーカップルは大ピンチさ~
幸いなことに雨はすぐ止んだから事なきを得たよ!
みんなは折りたたみのカッパを持っていこうね笑
頂上からの景色を十分堪能したところで下山します。
難所の岩山は登りはキツイけど下りは足を滑らせたら終わりなのでゆっくりゆっくりと下っていきます。
写真撮る余裕なかった~。でも山川さんが私達のペースに合わせてゆっくり下ってくれたからかなり助かったよ。
登山中は自然を楽しむこともできましたが、それよりも楽しかったのは山川さんのお話です。行きは山の中でのエピソードや、自然の魅力についてのお話など、貴重な情報を教えてもらえて、下山時は山川さんが開発に関わっている75BEERの話や、嘉津宇岳のいたるところにあるかつて人々が住んでいた痕跡の話などいろんな面白い話を教えてもらえました。
あまり詳しく話すと楽しみが少なくなるから割愛するさ~
また、別で登山されてる方ともすれ違うたびに挨拶をし合って温かい時間を過ごすこともできました。
そんなこんなで下山し始めて約45分、12時40分ごろに駐車場へ到着!
無事帰ってこれてよかった~と安心。
頂上まで登りきったご褒美にカーブチージュースとオリジナルステッカーをもらいました
ステッカーのデザインがかっこいいさ~
山を降りてシークワーサーの足湯を楽しむ
下山後は「勝山BASE CAMP」に車で帰還し、その後は歩いてキャンプ場を案内してもらいました。
シークヮーサー畑の中にあるキャンプ場は他にはない魅力的な場所です!詳細な内容については、次回のブログで紹介しますのでお楽しみに。
キャンプ場を案内してもらったあとはお楽しみの1つでもあった「シークヮーサーの足湯」!
シークヮーサーの足湯もまた、「勝山BASE CAMP」でしか特別な楽しめないサービス。ドラム缶を再利用して作られた特製湯おけに、お湯を張りシークヮーサーをたっぷり入れて焚き火で温めて楽しみます。
段取りよく準備してもらって…山川さんのホスピタリティに感謝さ~
焚き木集めと、お湯に浸けるシークヮーサーと月桃を準備していただきましたが火の管理は私達が行いました。
シークヮーサーの爽やかな香りに包まれながら、足を温めることで、疲れた足を癒しリフレッシュすることができました。
シークヮーサーの香りと美しい景色に囲まれながら、最高のリラックスタイムを過ごせたよ♪
終わりに-初心者登山は絶対にガイド付きがおすすめ!
以上、今回は「勝山BASE CAMP」グランピング宿泊体験記のパート2として、嘉津宇岳登山とシークヮーサーの足湯について紹介しました。
嘉津宇岳の登山やシークヮーサーの足湯を通じて、勝山の素晴らしい自然と触れ合い、充実した時間を過ごすことができました。普段は大都会那覇で毎日を過ごしてるので、自然にすごく癒やされてリフレッシュできました♪
また、登山初心者として、今回の経験を振り返ってみると、険しい山道を歩きながら適切なルートを選ぶことは、かなり難しいことであることを実感しました。
滑りやすい地面や急な斜面など、様々なリスクがある中でガイドさん無しでの登山は、自分自身で判断しなければならないことが多く、緊張感を持ちながらの登山となります。
しかし、幸いにもガイドの山川さんが私たちを先導してくれたことで、嘉津宇岳の自然を楽しむ余裕を持つことができました。安全なルートを選択して、私たちに的確なアドバイスをしてくれて適時休憩も取ってくれたので本当に助かる…。
ちょっと怖いけど、嘉津宇岳では年間で何件もの遭難報告があります。
初心者の方だとガイドさんの先導がなければ、危険な場所を通過してしまったりする可能性があります。ガイドさんの存在は、私たち初心者にとっては非常に心強い!
今回の経験を通じて、自分自身でのルート選択や判断の難しさを実感し、ガイドの重要性を再認識しました。初心者でも安全に楽しい登山をするためには、ガイドの存在が欠かせないと感じました。登山やアウトドア活動を楽しむ際には、必ずガイドの案内を受けることをお勧めします。
次回のブログでは、勝山BASE CAMPでのグランピング宿泊体験を紹介します。
みんなだいすきなBBQもあるからお楽しみに!!